木の上の軍隊

沖縄県伊江島で終戦を知らぬまま、
2年もの間大きなガジュマルの木の上で生き抜いた
2人の日本兵の実話に着想を得た物語。
劇作家井上ひさしの2行のメモからもとに生まれた舞台劇を
映画化したもの。
平和な島が戦場になり、
竹槍で鉄砲に向かっていけとか
どこでも無茶苦茶な日本軍
2人居れば軍”隊”
上官と部下がいるから軍隊
「生きていれば負けではない」
大きなガジュマルの木の上に隠れ住み
助け合ったり諍いから離れたり
それでも2人いたから2年も生き延びた。
希望の話。希望…(?)
絶望の中の一筋の光が希望。
住民が戦争に巻き込まれた唯一の県が沖縄。
一週間経ってもうまく言えないが、
静かな怒りと悲しみと絶望と希望
全てが詰まっている映画。
声高に戦争反対とか、むごいとか
難しいことも言ってはないが
大勢の人がこの映画をみるといいな
こんなことが二度とないように
🍐