こんにちは 梨です。
クリスマスも本番ですが、一週間後の話題。
新年は初詣行きますか?
今日の映画は「神宮希林」
女優の樹木希林が、式年遷宮の年に、
人生で初めてのお伊勢参りに向かった
旅をとらえたドキュメンタリーです。
神宮の在り方と樹木希林と言う人の生き方、
身終いへの準備が何となく重なる。
特に印象に残ったのは「身終いへの準備」。
人の思いの宿るモノは疎かに出来ない。
もう人生の終点がほの見えて来ている自分には荷が重い。
だから頑なまでにモノを受けとらない。
「お気持ちだけ頂戴します」と答える。
式年遷宮においても建物は残さない。
古い建物は跡形もなく解体される。
使える部分は日本中の神社に払い下げられるそうだが
神宮の中には何も残さず、ここにあったと言う印だけが残る。
モノは残さないが20年に一度の式年遷宮で
その精神と技術だけは確実に次世代に伝わって行く。
とても日本的な身終いの形。
伊勢神宮はお願いする神様ではなく
御礼に行く神社だそうです。
次の遷宮には参詣して、行けた御礼をしたいです。
それでは、よいお年を!
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